在りし日の思い出 〜高校時代〜

最近、電算部の掲示板に書き込みが増えた。といっても、大体が新入生の挨拶で、会話らしい会話はまだない。その書き込みを読んでいると、ふと昔を思い出す。
この前相方と話していたが、高校時代で思い出されるのは、文化祭と牛丼である。文化祭については、いつかの日記に書いたので割愛するが、牛丼とは何か。。。

高校時代は、電算部、電気技術研究部(だったきがする)の兼部だった。ただ、顧問は両方とも同じなので、はっきり言って兼部という気はまったくなかった。その電技部では、日夜モーターカーを作っていた。その名の通りモーターで動く車で、電池で走らせるというものである。
金のある高校や部ならば、カーボンファイバーなどの軽量素材で作ることも可能だろうが、電技部には金がない。そのため鉄で車体を作ることになった。そのため、軽量化が必須項目としてあがり、軽くて丈夫なマシンを作るにはどうしたらよいか、メンバーで考え、何度も設計図を書き直した。
しかし、設計図を完璧に描いたところでその通り作れなくては意味が無い。また、作っても設計と出来たものは違う。その繰り返しである。おかげで土曜日も 6 時ぐらいまで作業していることもありそのとき食べていたのが ”牛丼”である。高校の近くに「すき屋」があったため、よく買いに行っては、鉄臭い工作室で食べていた。またこの牛丼は文化祭準備の際も食べていたため、私の高校生活を支えた食事と言っても過言ではない。

しかし残念ながら、私の卒業後は電算部や電技部の部員が減ってしまったため、チームで作業をすることが少なくなってしまった模様である。チームを作ってやれというわけではないが、チームで何かの作業をするのは非常に楽しいことなので、ぜひやってみてほしいものである。

最後に、あの頃からすでに五年も経っていることに気づき、年を取ったもんだと思った。