帰りたくない人が帰れないだけ

@ITの記事をぼーっと眺めていたらこんな記事があった。
 
「帰りたくない人が帰れないだけ」に反発の声が多数
http://www.atmarkit.co.jp/news/200711/05/weekly.html
 
IT業界不人気の理由は? 現役学生が語るそのネガティブイメージ
http://www.atmarkit.co.jp/news/200710/31/ipa.html


詳細は是非記事を読んでいただきたいのですが、ずいぶん身近な学校の方が出ているようで。
その中で以下の発言が反響を呼んでいるようです。

岡本氏も「3Kの“帰れない”は、帰りたくない人が帰れないだけ。スケジュール管理の問題だ。私は40年間近くIT業界で仕事しているが、何が一番幸せかというと退屈している暇がないことだ。技術が進歩するにつれわれわれの仕事も複雑化してくるが、一生懸命追いかけていくだけでも退屈しない。いい仕事を選んだと思う」

まるで「上は悪くありません。下っ端の仕事のスピードが遅いだけです。ソースは自分の経験」と言わんばかり。自分はもちろん下っ端なので周りの同僚の様子を見ていますが、努力やスケジュール調節でなんとかならない量の仕事が押し付けられています。
で上はというと、「業務改善でなんとかしろ」の一言。明らかに人員が足りないのを改善でなんとかしろと言うのは無理があります。


記事を読む前に大体の予想はしていましたが、これが上と下(世間一般)の認識の違いかと。

いわく「きつい、帰れない、給料が安いの3K」に加えて、「規則が厳しい、休暇がとれない、化粧がのらない、結婚できない」の“7K”というイメージだ。

最近は7kなんですね。