錠剤

昨日の日記にも書きましたが、相変わらず体調は最悪です。とりあえず胃の調子を戻そうということで、相方の提案で太田胃散(錠剤)を飲んでいる。ところがこいつは粒が大きく、飲むが結構辛い。何度も失敗しながら飲んでいる姿は、アホそのもの。


実は私は顔をそのままにして錠剤を飲み込むことが出来ない。そのため、水を口に含んだあと上を向き、錠剤を投下。錠剤がのどの奥まできたら、顔を勢いよく戻し、同時に水と薬を飲み込む。当然タイミングが合わなかったり、錠剤がのどにつっかえるとやり直し。
こんなに苦労して薬を飲んでいるが、これも昔に比べるとマシなほう。今日はそんな話。



今もそうだが、小学校のころは特に耳が悪かった。そのためよく耳鼻科に通っていたのだが、ここで処方される薬はいつも飲み薬。しかもおいしいので自分の中では(薬は)お気に入りだった。
ところがそんな時代も年ともに去っていった。内科では 飲み薬+粉薬 から 錠剤+粉薬 へと変化していき、耳鼻科でも盛んに錠剤を勧められるようになった。しかし当時は錠剤が飲めなかったので、錠剤をサランラップに包みトンカチで砕くという非常に原始的な手段で、この難関を凌いでいた。


しかしこの方法では薬を飲むのに時間がかかる。一度やってみると分かるのだが、標的が小さいためトンカチで粉々にするのは意外に難しい。それでも支給される錠剤が1つだけだったので、自分でも面倒だと思いながら砕いていた。


それから数年後、1回につき3錠もの錠剤を飲まなくてはならない時がやってきた。流石にこれは砕いてられないので、諦めて飲む練習をしたところ、なんと1回で飲むことができた。
もともと粒が小さかったのもあるが、それ以降は一番初めに書いた方法でなんとか飲んでいる。今思うと砕くなんて面倒なマネするぐらいなら、なぜ飲む練習をしなかったのだろうと思う。


そんなお話。


追記
 当然カプセルも飲めなかった(と決め付けていた)ので、割って飲んでいました。今は普通に飲んでいます。