個人情報漏えいインシデント調査結果

というのが公開されたそうです。


http://www.jnsa.org/result/2005/20060601_pol_01.pdf


中身を見ると、どのような経路で流失したか、被害規模はどれくらいかなど細かく書かれている。
はっきり言って専門外なので、これが正確なデータかは分からないが "3.3漏えい原因と経路" のグラフの割合に納得がいかないのは私だけだろうか。

例えば、始めのグラフは "情報漏えい原因"とあるが大多数は「盗難」「紛失」となっており、「不正アクセス」の割合はたったの1%。というより、セキュリティホールや設定の不備*1を突いて個人情報を抜き出すのは「不正アクセス」に当てはまらないのか。


色々と不満はあるものの、個人情報の資料としては非常に面白いので一度目を通してみてもいいかも。
特に最後の付録の部分がよくまとめたなー言う感じです。

*1:もともと認証が無いというケースは除く