教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書
前から買おう買おうと思っていた標題の本だが、ずっと発売が延期になっていたため買えなかった。ふと業務中にそんな本をあったな〜と思い出し、Amazon で検索するといつの間にか発売されていた。こそこそと業務の合間に注文し、待つこと2日。Amazonにしては異例の早さで届いた。
さっそく、出勤途中の電車で読んでみた。序書は、インターネットが生まれた経緯が書かれておりここはさらっと読み流した。理由として、既にこの辺りのことはマスタリングTCP/IP に記されていることであり、"ニッポンのインターネットの歴史"ではないからである。
第一章に入ると、タイトル通りニッポンのインターネットの歴史とその時どんなことがあったかが、時系列で示されていた。パソコンに初めて触れたのが9年前、ネットに繋がったのが6年前だから、第一章に書かれていたことはほとんど知らないものばかりだった。ただ、パソコンなど全く知らなかった自分が、なけなしの小遣いで買ってみたPC雑誌や書籍、図書館で借りた古いパソコン関連の書籍に出てきたことがあちこちに出てきた。10年も経っていないが、何故か懐かしくなって涙が出そうになった。*1
まだ全部読んではいるわけではないが、おそらく今年の(自分の)ベストテンに入る本だと思う。お時間がある*2パソコン好きな方は、文系理系問わず是非読んでみて欲しい。どっしりと腰を据えて読むよりは、空き時間の合い間に読むといいかもしれない。
