褒める、称える、報いる

この言葉は、「ディズニー7つの法則」に出てくる言葉である。本のタイトル通り、ディズニーランドで実践されている(本当かどうかは知らないが)ことらしい。キャストが仕事をこなす、その件に関して周りが「褒める」。また、経営者達がパーティーを開き、そのキャストを「褒め」、「称える」。給料を上げて「報いる」。そんな話である。
さて、では一般企業ではどうだろうか。・・・従業員が仕事をこなす、その件に関して周りが「無評価」。また、経営者達がパーティーを開いても愚痴、つまらない講話。給料も増えるどころか経費削減の名目で減る。

あくまで一例だが、少なくとも事実ではある。このような会社では部下のやる気は著しく減少するだろう。世の経営者には少し上記の言葉を肝に免じてほしいと思う。現に、辛い仕事を任され、残業代をカットされた社員が昨日辞めていった。しかし顔色は非常によく、晴れ晴れとしていた。

素晴しい人材が少しずつ減っていく中、本当にこのままでよいのかと思う今日この頃である。